診療をしていると、このような訴えをよく耳にします。
咳が出る原因は人によって異なるため、丁寧な診療が必要になります。
私たちは詳しくお話を聞き、聴診やレントゲン・CT・採血・スパイロメトリーなどを組み合わせて診断や治療を行います。
当院院長は呼吸器学会認定の専門医資格を持ち、総合病院で研鑽した経験を活かして診療します。
ぜんそく、咳ぜんそく、肺気腫(COPD)、間質性肺炎、膠原病の肺炎、気管支拡張症、肺非結核性抗酸菌症(肺マック症)、肺結核などの呼吸器疾患を診療することができます。
タバコは嗜好品のため、吸う・吸わないの選択は個人の自由です。
しかし吸うことの代償があります。
・血管が細くなって詰まったり、あるいは固くなる
・息切れの原因になる(COPD)
・発がん性があり、肺がんなどの癌が生じやすくなる
タバコが原因で生じた病気の治療は、まずは「禁煙」です。
「これから禁煙をしようと思っている」「禁煙に失敗した、どうしても止められない」など
タバコを止めたいと思っている方はご相談ください。
ぜんそくを持っている方の中には、通常の吸入薬治療だけではコントロールできないことがあります。
これを“難治性”ぜんそくと言います。
当院では適切な吸入薬の選択と使用方法の指導に加え、生物学的製剤(注射)のヌーカラ®、
ファセンラ®、デュピクセント®、テゼスパイア®の導入を行っています。
最近はCTの普及も影響し、「肺マック症かもしれない」と言われることが増えています。
日常の生活環境にいる菌のため、知らない間に感染していることがあります。
この病気はゆっくりとした感染症のため後回しにされがちですが、当院では適切なタイミングで診断を行い、治療の必要があればその提案を行います。
また、肺マック症になった患者さんには病気の付き合い方・考え方をお伝えします。
間質性肺炎は専門性の高い肺の病気です。
急性増悪を起こすと、命にかかわる状態になったり、ひどい後遺症が残ったりします。
当院ではCTやレントゲンなどの画像検査、呼吸機能検査、KL-6やSP-D、自己抗体などの採血検査を組み合わせ、診断や病態把握を行います。さらに抗線維化薬やステロイド、免疫抑制剤による治療の必要性を判断します。呼吸不全のある方は在宅酸素療法の導入も行います。
専門的な診療をご希望の方は当院にお越しください。